心理カウンセラーの活躍の場と資格

心理カウンセラーは、心のケアを行う専門家の総称です。具体的には、悩みやストレスを抱えている人の話を聞き、その人自身が、解決の糸口や、より良い答えを見つけられるように支援をしていきます。

その際、相談者のおかれている環境や心理状態を見極めなくてはならないため、幅広い知識や経験が必要とされます。

それでは、カウンセラーの活躍の場や、どうすればなれるのかについて、詳しく見ていきましょう。

心理カウンセラーの活躍の場

心理カウンセラーは、主に以下のような場所で働いています。

心理カウンセラーの活躍の場(5領域)

※「スクールカウンセラー」や「児童心理司」など、働く領域や施設によって、特定の職種名を持つものがあります。

上記の5つの分野以外に、一般的に「カウンセリングルーム」「臨床心理オフィス」と呼ばれる私設の心理相談機関に所属したり、個人で開業している場合もあります。

次に、どうすれば心理カウンセラーになれるのか、見ていきましょう。

心理カウンセラーになるルート

それでは、心理カウンセラーになるまでのルートをご紹介します。

※このフローチャートは一例です。詳しくは、各資格を認定している協会のHPなどで、確認してください。

このように、心理カウンセラーになるためにはいくつかのルートがあります。極端な話、資格を持っていなくても心理カウンセラーと名乗ることはできますが、職場(病院や学校など)によっては、資格取得者を条件としていることも多くあります。また、知識やスキルがなければ、いくら心理カウンセラーと名乗ったところで、仕事は出来ないですよね。ですので、心理カウンセラーになりたいという方は、何らかの資格を取得することをオススメします。

心理カウンセラーになるための代表的な資格は以下の3つです。

◆公認心理師

日本唯一となる心理職の国家資格で、2019年に第1号が誕生したばかりです。今後の心理職に必要な資格となっていくと考えられます。各自の専門領域の学会認定資格と併せて取得しておくことが望ましいでしょう。

◆臨床心理士

「公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会」認定の民間資格です。心理職の資格としては最も主流で、信頼のある資格です。すでに取得済みの場合、公認心理師の資格も取得する方が増えていく見込みです。

◆産業カウンセラー

「日本産業カウンセラー協会」認定の産業分野に特化した民間資格です。職場での心理的な悩みや人間関係の問題、従業員のメンタルヘルスの相談等をトータルでケアする資格で、企業の中で行われるカウンセリングやサポートなどを担当します。6ヶ月、または10ヶ月の講座を受けることで、試験の受験資格が得られます。

心理カウンセラーを本業にしたい場合には、上記の公認心理師臨床心理士産業カウンセラーの資格取得を目指すのが確実です。

しかし、社会人の方が、これらの資格取得を目指す場合には、改めて大学や大学院に通ったり、長期間講座を受ける必要があります。そうなると、時間も費用もかかりますし、今の仕事もやめなくてはいけなくなってしまいますよね。

そういった方のために、気軽に目指せる資格があります。

「心理学やカウンセラーに興味がある」という方は、最初の取っ掛かりとして、またカウンセラーになることは考えていないけれど「心理学やカウンセリングを学んで、今の仕事や生活に役立てたい」という方は、次でご紹介する資格の取得をまずは目指してみてはいかがでしょうか?

社会人でも取りやすい資格

◆メンタル心理カウンセラー

カウンセラーになるためのスキルや、うつ病などのメンタルヘルスの基礎知識、また様々な心理療法やカウンセリングの技法などを習得するコースです。ストレスケアについても学べるので、カウンセリングに興味のある方だけでなく、自身のストレスを上手に解消したい方にもオススメです。

>>メンタル心理カウンセラーの資料請求(無料)

◆メンタルケアカウンセラー®

「心って何だろう」ということから始まり、 「心のメカニズム」、「心理学とは何か」などの基礎的なことを学べます。心理学の知識を1から学びたいという方にオススメの資格です。他に、身近な人との人間関係を円滑にしたり、コミュニケーションスキルを身に付けることもできるでしょう。

>>メンタルケアカウンセラーⓇの資料請求(無料)

◆メンタルケア心理士®

メンタルケア心理士は、メンタルケアカウンセラーの上位資格にあたります。ですので、ある程度心理学の知識がある方向けです。「心理学やカウンセリングの知識を深めたい」という方はメンタルケアカウンセラーと併せて資格を取得すると良いでしょう。ダブルで資格取得を目指せるお得なコースもあります。講座では、精神解剖生理学、精神医学、カウンセリング技法などについて学びます。医療や福祉分野で働いている方にもオススメです。

>>メンタルケア心理士Ⓡの資料請求(無料)

◆EAPメンタルヘルスカウンセラー

EAP(従業員支援プログラム)とメンタルヘルス分野における総合カウンセラーを認定する民間資格です。うつ病などで休職した方への復職支援や、企業へのコンサルテーションを行います。大学の心理学科や大学院の専攻レベルの内容をコンパクトに学べるので、時間のない方にもオススメです。

>>EAPメンタルヘルスカウンセラーの資料請求(無料)

◆メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ~Ⅲ種

Ⅰ種(マスターコース)の講座では、職場のメンタルヘルス対策に必要な知識や技術が学べます。企業の人事労務担当者管理職の人にオススメです。

Ⅱ種(ラインケアコース)の講座では、職場におけるストレス、メンタルへルスケアの基礎知識や、復職者への支援について学べます。チームのリーダーや上司など社員教育をする立場の人にオススメです。

Ⅲ種(セルフケアコース)の講座では、ストレスやメンタルヘルスに関する基礎知識、セルフケアの重要性など、自身に対する心のケアについて学ぶことが出来ます。仕事でのストレスが大きい方にオススメです。

あわせて読みたい

心理カウンセラーに必要な3つの条件とは?
家庭、仕事、人間関係など、何かとストレスフルな現代社会。心の病にかかる人も少なくありません。そんな人たちの心に寄り添うのが心理カウンセラーです。心理カウンセラーに必要な条件や心構えをあらためて見ていきましょう。