スクールカウンセラー

学校内の相談室で、児童生徒や家族の相談に応じ、教職員のコンサルテーション(異なる専門性をもつ複数の者が、問題状況を検討し、よりよい援助のあり方について話し合うプロセス)を行う、心理の専門家です。スクールカウンセラーという資格はありませんが、8割が臨床心理士で、それ以外に臨床発達心理士や心理学系大学院の修士以上、心理学系大学の教員などが勤務しています。今後は臨床心理士にかわり、公認心理師の資格が求められるとされています。

スクールカウンセラーとは

学校内の相談室で、児童生徒に対するカウンセリングや支援を行います。児童生徒本人だけでなく、家族の相談にも応じ、教職員とよりよい援助のあり方について話し合います。そのため、コミュニケーション能力や、学校心理学・学校組織に対する知識や理解が求められるでしょう。公立の学校では、中学校を中心に小学校、高校にも配置されていますが、都道府県により、配置の状況は異なります。

スクールカウンセラーの求人例

さいたま市SC平塚市SC
【雇用形態】 非常勤
【応募条件】 臨床心理士・精神科医他
児童生徒の臨床心理に関して高度に
専門的な知識及び経験を有する者
【勤務地】 さいたま市
【給与&月収例】 時給5,200円(交通費は勤務日数が週2日以上の場合)
【仕事内容、他】 問題のアセスメントに基づき教職員
へのコンサルテーションを行う
こと、保護者・児童生徒への
カウンセリングに関すること他
【雇用形態】 一般(パート)
【応募条件】 学齢児童・生徒に対する相談業務
の実績が1年以上ある方
または臨床心理士
【勤務地】 神奈川県平塚市浅間町
【給与&月収例】 時給1,941円
【仕事内容、他】 私立小・中学校での児童・生徒
へのカウンセリング

スクールカウンセラーの仕事の内容

児童生徒が抱える、友人・家族関係、教師との関係、発達の問題、非行、学業不振、不登校、また不眠や頭痛などのストレスが体に出ている症状など、メンタル面に関する悩みの相談全般に応じます。相談内容は学校生活に限定されるものではなく、各関係機関(教育センター、病院、児童相談所など)とも連携を行います。

スクールカウンセラーの満足度

週3~4日の非常勤が一般的。公立の場合は、週1回ずつ複数の学校を掛け持ちで担当することが多いです。私学の場合は、1校に週数回勤務できるため、学校の方針の理解や教員との関係づくり等、継続的な対応がしやすいでしょう。

インタビュー

現役スクールカウンセラーに聞く「SCのお仕事」
スクールカウンセラーのお仕事について、現役カウンセラーの方にお話をうかがいました<匿名インタビュー> 1日のスケジュールや、生徒はもちろん教員や保護者とのコミュニケーション、学校への報告義務について。 その他にも、お仕事のやりがい、カウンセラーに向いてる人、目指す人へのアドバイスetc.

スクールカウンセラーになるには

必要な資格は定められていません。しかし、募集をしている各都道府県教育委員会や、私立学校の募集要項の条件を満たしていることが必要です。多くは、臨床心理士(または取得見込みの者)、心理学系大学の教員であることなどが条件となっています。今後は公認心理師も条件として重視されると考えられます。毎年秋ごろから、公立は各教育委員会のHPに募集要項が掲載されます。私立学校は求人サイトに掲載される場合もありますが、公募を行わない場合もあります。

公認心理師
心理職の唯一の国家資格(名称独占資格)です。2017年公認心理師法の全面施行により定められました。保険医療、福祉、教育、産業などの分野で、支援を求める人やその関係者の相談に応じ、助言、指導、そのほかの援助を行います。また、心の健康に関する知識の普及を図るための教育や情報の提供を行うことも公認心理師の業務として定められています。

スクールカウンセラーの資格

スクールカウンセラーに関わる仕事としては、臨床心理士、公認心理師、臨床発達心理士、学校心理士が挙げられます。

スクールカウンセラーの任期

契約が1年毎、週3~4日程度の非常勤であることが一般的です。そのため、仕事を掛け持ちしている人が多いです。一般的に残業は少ないようです。