産業カウンセラー

日本産業カウンセラー協会が主催する民間資格です。産業カウンセリングとは、応用心理学の一分野である産業心理学に基づき、職場での心理的な悩みや人間関係の問題、従業員のメンタルヘルス等をトータルでケアする仕事で、一般的には企業の中で行われるカウンセリングやサポートを担当します。

産業カウンセラーとは

企業にとって、メンタル不調のある社員のケアをすることは大きなメリットにつながります。社員のメンタル不調が緩和されることで、事故やミス、欠勤などによる労働損失が減り、生産性の向上につながるからです。

「メンタルヘルス対策」以外にも、産業カウンセラー取得者は「キャリア開発」「職場における人間関係開発」という領域において、心理学的なアプローチを用いてクライエントの問題解決する役割が期待されています。

産業カウンセラーの求人例

教育事業・スクール非常勤講師心理カウンセラー定着支援キャリアカウンセラー
【雇用形態】 非常勤
【応募条件】 PSW、メンタルヘルス・マネジ
メント検定I種、II種取得者
【勤務地】 東京、横浜、大宮ほか
【給与&月収例】 時給 2,000 ~ 6,000円(週1から
OK、土・日勤務可能な方歓迎)
【仕事内容、他】 組織ソリューション部に所属し、企業向けの研修講師の業務を担当
していただきます。
【雇用形態】 アルバイト・パート
【応募条件】 臨床心理士・シニア産業カウンセ
ラー(産業カウンセラー・精神保
健福祉士、その他海外取得資格)
【勤務地】 東京都新宿区
【給与&月収例】 時給 1,200 ~ 1,500円
【仕事内容、他】 企業向けの研修講師の業務を担当
して頂きます。メンタルヘルス
総合対策からエンゲージメント
向上までを主軸とした、企業に
対する多様な研修を実施。
【雇用形態】 パート(週20時間以上)
【応募条件】 作業療法士、産業カウンセラー、
障害者職業カウンセラー(障害者
雇用促進法24条規定)
【勤務地】 最寄駅 三田駅(都営三田線)
【給与&月収例】 時給1,300円~
【仕事内容、他】 定着支援キャリアカウンセラーと
して障害者の方向けの定着就労を
目的とした面談、アセスメント等

産業カウンセラーの仕事の内容

産業カウンセラーに特別に定められている仕事はありませんが、EAPサービスを例にとってみると、企業内(もしくはクライアント企業の従業員)のカウンセリングや、電話及びメール相談、メンタルヘルスのトータルサポートが主な仕事内容として挙げられます。

産業保健分野以外では、障害者の方の就労支援や生活困窮者・ひとり親等若者の支援などで、相談者のインテークやアセスメントを実施します。

インタビュー

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インタヴュイー募集中 カウンセラーライフでは、以下の方々にインタビューをさせていただきたく、ご協力いただける方を広く募集しております。 ...

産業カウンセラーになるには

産業カウンセラー協会の養成講座受講後、試験を受験し、その後正式に資格登録をします。大学院で所定の専攻を20単位以上専攻した方は、養成講座受験は免除となります。

また、養成講座修了者は、面接実習で一定の成績に達した場合に実技試験の免除を受けることができます。

試験は、通例では毎年前年11月から12月頭が出願期間となっており、翌1月に学科試験と実技試験が行われます。

産業カウンセラーの資格

上位資格にシニア産業カウンセラーがあります

通信/通学

通信講座もありますが、通学制と同じ104時間の面接実習が必要となります。

費用

※参考値※
初期費用:¥248,400(受験料+登録料)
維持費用:年間費¥10000 更新費¥3000

>>詳しく調べる(産業カウンセラー学校の資料請求)

カリキュラム

産業カウンセラーのカリキュラム
    1. 産業カウンセラーの役割と活動

・産業カウンセリングの歴史と発展
・産業カウンセラーの役割と活動
・産業カウンセラーの倫理

    1. カウンセリングの基礎理論

・傾聴の意義と技法
・カウンセリングの基本
・来談者中心療法と人間性心理学

    1. カウンセリングの諸理論
    2. 人間理解の基礎理論

・こころのメカニズム
・パーソナリティの理論
・心理アセスメント

    1. 職場のメンタルヘルス

・職場のメンタルヘルス・ケア
・精神医学の基本

    1. 産業社会と職場

・産業・組織の心理学
・産業社会の動向と人事労務管理
・労働関係の法規

  1. コミュニケーションの理論と活用
  2. キャリア・カウンセリングの基本
  3. 事例検討

出典:JAICO

就職先

人材系企業やEAPプロバイダ-の他、NPO法人(ひきこもり支援、被後見人サポートetc)、ハローワークや労働相談所等の公的機関、メンタルクリニックも就職先に挙げられます。

資格所有者の満足度

転職を検討していなくても、既存の職場で管理職や人事担当者への転換が図りやすくなるチャンスがあり、満足度が高いようです。2015年のアンケートでは、「仕事で使える資格」として、産業カウンセラーは1位を獲得しています。

(※)日本経済新聞社、日経HR共同アンケート 仕事で使える資格は何か~資格ランキング 2015 [LINK]

産業カウンセラーのキャリアと将来性

本格的に「傾聴」を学ぶことで、人の話を聞き・管理する能力の向上が見込めます。また、キャリアコンサルタントと併せて取得することで、仕事の幅が広がることが期待されます。

傾聴力のあるキャリアコンサルタントは、学生のメンタルサポートや職業相談に来たクライアントの問題(生活状況なども踏まえた)把握能力が高く、人材系企業などでも即戦力となるでしょう。

障害者の表記
当サイトでは「障がい者」「障がい児」を「障害者」「障害児」と表記いたします