メンタルケアカウンセラー®とメンタルケア心理士®

メンタルケアカウンセラー®とメンタルケア心理士®は、メンタルケア学術学会が主催し、「一般財団法人生涯学習開発財団」「一般財団法人ヘルスケア産業推進財団」が後援する民間資格です。

資格所有者は、“医療・福祉・教育・産業・公共サービス等での相談援助および心理カウンセリング、心理療法によるカウンセリング業務従事職やコミュニケーション向上で求められる基礎能力を有す” ことを3団体が認定し、証明します。

メンタルケアカウンセラー

名前の通り、昨今のメンタルケアの重要性を背景に、メンタルケアの専門家として活躍していくための知識とスキルの習得を目指す資格です。

心理カウンセラー資格としては初歩的な内容のため、独学でも勉強が可能かもしれませんが、カウンセリングや心理学の基礎的な知識を学んだことが認定される点、上位資格として「メンタルケア心理士」と「メンタルケア心理専門士」に繋げられる点がメリットになるでしょう。

メンタルケア心理士

カウンセリング基本技法はもちろん、精神障害や発達心理学、薬剤に関する基礎知識もカリキュラムに含まれており、心理検査の現場でも用いられるDSM-5分類法に準拠した精神医科学も学べます。

受験資格を満たしたのち、「文部科学省後援こころ検定2級」(旧称メンタルケア心理士認定試験)に合格する必要があり、難易度はやや高めで合格率は40%とされています。

受験資格

以下のいずれかの要件を満たす必要があります。

  1. メンタルケア学術学会の指定教育機関(※)においてメンタルケア心理士講座の受講修了をした者
  2. 認定心理士の資格保有している者
  3. 産業カウンセラー初級の資格を保有している者
  4. 文部科学省の定める4年制大学心理学部、学科または心理隣接学部、学科卒業者

通信講座

スクール(講座) 税込価格
ヒューマンアカデミー『たのまな』 39,000円
TERADA医療福祉カレッジ通信教育校 39,000円
LEC東京リーガルマインド 39,000円

指定の通信講座の場合、カウンセリングの実習はありませんが、メールカウンセリング演習で講師から添削をしてもらえます。テストもCBT試験(インターネット上で試験を実施するサービス)で受けられるため、通信で完結できる利便性もあります。

オススメポイント

●通信でテストも講座も完結できるため働きながらでも取得しやすい
●民間資格(学会認定)ながら文部科学省後援あり
●心理大学院卒業前提の資格と比べて費用が安い

メンタルケアカウンセラーとメンタルケア心理専門士の就職

心理の専門家として働きたい向けの資格というよりは、学びを通して仕事に活かしたり、人間関係やコミュニケーションスキルの向上を目指す人向けの資格といえるでしょう。

カウンセラー求人、とくに医療機関や公的機関では臨床心理士がほぼ必須資格となっているので、この資格だけではカウンセラー職についたり独立をするのは難しいかもしれませんが、キャリアを積みたいという方の最初のステップとなる場合もあります。また、現職で「人間関係やコミュニケーションに悩みがある」方にもオススメです。

参考【インタビュー】民間資格取得後、営業職からカウンセラーへ転身