顔を手で隠すのは、嘘をついているときのしぐさ?

人はなぜ嘘をつく?嘘の見破り方は?心理のプロに聞く「嘘」の真実

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「安いから得」と思わせる商法

皆さんは、格安のパック旅行を利用したことはありますか?個人で手配する時と比べて、信じられないような値段に思わず飛びついてしまったことのある人も多いのではないでしょうか。でも、そこにはもしかしたら落とし穴があるかもしれません。

現地で、よさそうなオプショナルツアーを勧められ、別料金を払って参加した、ツアー中、ツアー会社が契約しているお土産屋さんに寄られ、予定外の買い物をしてしまった…など、最初は得をしたように感じていても、旅行が終わって気づいてみたら、そんなに得をしていなかった、ということがあるかもしれませんね。

嘘の活用法

これまで見てきたように、嘘にはいろいろな種類があります。

単純な嘘はすぐにバレますよね。それでも、私たちはダマされてしまうことがある…。なぜでしょうか?

それは、多くの場合、常識にとらわれてしまうからだと言われています。こんな心理実験があります。図書館のコピー機を使っている最中の人に、あとから来た人が「すみませんが、コピーをとりたいので、先に使わせてもらえませんか?」と頼んでみると、9割以上の人が順番をゆずるという結果が出たのです。

このセリフにはおかしなところがあることに、皆さんはお気づきになったでしょうか?

答えは、「コピーをとりたいので」の部分です。この理由づけはよく考えてみれば当たり前のことですよね。それなのに、私たちはどうしてゆずってしまうのでしょうか。

「~ので」と言われることで、聞いたほうは、理由があるのだと錯覚してしまうからです。ちなみに、「先に使わせてもらえませんか」とただ単純に頼んだ場合、ゆずってもらえた確率は約6割だったそうです。

ということは、もし、会社のコピー機などが、自分の使いたいタイミングで使われていて、早く使いたい、という場合は「~ので」と理由を相手に伝えると、使いやすくなるはずです。「コピーをとりたいので」という不自然な言い方でなくても「急いでいるから」「1枚だけなので」などの言い方で頼んでみましょう。

また、コピー機を使いたい時だけでなく、例えば、「自分一人で抱えている仕事の量が多すぎる、誰かに手伝ってもらいたい!」という場合は、「少しだけなので」「間に合わなさそうなので」と理由づけをして手伝ってもらえるように相手に頼んでみると、きっとそのままお願いするよりも手伝ってくれる可能性が高まるはずです。ただし、頼みすぎて周りに嫌がられないように要注意!です。

嘘の見破り方<基本編>

顔を手で隠すのは、嘘をついているときのしぐさ?
顔を手で隠すのは、嘘をついているときのしぐさ?

ここまで、いろいろな嘘について見てきました。それでは、あなたは、友達や家族が嘘をついた時に見破れますか?嘘をつくのが苦手な人の場合は、表情にこんなサインが出ます。

・まばたきが増える
人は嘘をついていない時でも、緊張するとまばたきが増えると言われています。
ですので、嘘がバレるのではないかという不安を感じると、まばたきも増えるのです。

・表情の変化が少ない
嘘をつく時は、できるだけ感情を表に出さないように気をつけるため、表情の変化が少なくなります。

・感情表現が不自然
無理に表情の変化を抑えようとするため、感情表現が不自然になります。例えば、頬が引きつったり、笑う回数が減ったりします。

・うなずきが増える
嘘をつく時は、ボロが出ないように、必要以上のことはベラベラ話さなくなります。そのため、聞き役になろうとすることが多いようです。そうなると、頻繁にうなずいて相手に話をさせようとします。

嘘の見破り方<応用編>

このように分かりやすいサインが出ていたらいいのですが、世の中には嘘をつくのがウマい人もいます。そんな人たちの嘘を見破る方法はあるのでしょうか?答えは「YES」です。

表情を普段と全く変えずに嘘をつける人でも、足の動きまでは気が回らないことが多いです。話し方、表情に不自然さがない場合は、その人の「足」に注目してみてください。

嘘をついた時のしぐさについて、こんな実験があります。

嘘を言う役の被験者の様子をビデオに記録して、いつも話している時とどう違うかを比べました。その結果、嘘をついている時には、以下のようなしぐさが表れたそうです。

・手を隠す
嘘をついていることを隠そうとして、人は手の動きが不自然でないようにしようとします。そのため、手を握ったり、ポケットに入れようとしたり、手を隠す傾向があります。

・顔に触る
嘘をついている時は、顔を触ることが多くなると言われています。特に鼻や口に触れることが多く、その理由は口元を隠そうとする心理からだそうです。

・足の動きが増える
先ほど少し触れました。嘘をつくと、足の動きが多くなると言われています。座っている時に、足を組み替えたり、貧乏ゆすりをしたりなど落ち着きのない行動が増えるようです。

嘘の見破り方
「視線をそらす」というのもよく言われている嘘の証拠ですが、厳密には違います。これは一般的に、男性には当てはまるのですが、女性には当てはまらないのです。女性は、男性とは反対で、嘘をついている時ほど相手を凝視する傾向があると言われています。なので、男性の皆さんは、女性からじっと見られても舞い上がらないように気をつけましょう!

これまで嘘をついた時のしぐさについて見てきましたが、相手のしぐさや振る舞いから隠れた本音を読み解く行動心理が学べる講座もあります。こちら、100種類以上のしぐさをクイズ形式で学ぶことができます。
相手の本音を知りたい、人間関係に役立てたいという方はぜひチェックしてみてくださいね。

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また、他にも心理学の講座はたくさんあります。短期間で気軽に資格取得できるものも多くありますので、心理学に興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

[参考・引用]

虚言癖の特徴5つ
決定版 面白いほどよくわかる!心理学 渋谷昌三 西東社 2017
よくわかる心理学 渋谷昌三 西東社 1999