スクールカウンセラーとは
学校内の相談室で、児童生徒に対するカウンセリングや支援を行います。児童生徒本人だけでなく、家族の相談にも応じ、教職員とよりよい援助のあり方について話し合います。そのため、コミュニケーション能力や、学校心理学・学校組織に対する知識や理解が求められるでしょう。公立の学校では、中学校を中心に小学校、高校にも配置されていますが、都道府県により、配置の状況は異なります。
スクールカウンセラーの求人例
【雇用形態】 | 非常勤 |
【応募条件】 |
臨床心理士・精神科医他 児童生徒の臨床心理に関して高度に 専門的な知識及び経験を有する者 |
【勤務地】 | さいたま市 |
【給与&月収例】 | 時給5,200円(交通費は勤務日数が週2日以上の場合) |
【仕事内容、他】 |
問題のアセスメントに基づき教職員 へのコンサルテーションを行う こと、保護者・児童生徒への カウンセリングに関すること他 |
【雇用形態】 | 一般(パート) |
【応募条件】 |
学齢児童・生徒に対する相談業務 の実績が1年以上ある方 または臨床心理士 |
【勤務地】 | 神奈川県平塚市浅間町 |
【給与&月収例】 | 時給1,941円 |
【仕事内容、他】 |
私立小・中学校での児童・生徒 へのカウンセリング |
スクールカウンセラーの仕事の内容
児童生徒が抱える、友人・家族関係、教師との関係、発達の問題、非行、学業不振、不登校、また不眠や頭痛などのストレスが体に出ている症状など、メンタル面に関する悩みの相談全般に応じます。相談内容は学校生活に限定されるものではなく、各関係機関(教育センター、病院、児童相談所など)とも連携を行います。
スクールカウンセラーの満足度
週3~4日の非常勤が一般的。公立の場合は、週1回ずつ複数の学校を掛け持ちで担当することが多いです。私学の場合は、1校に週数回勤務できるため、学校の方針の理解や教員との関係づくり等、継続的な対応がしやすいでしょう。
インタビュー
スクールカウンセラーになるには
必要な資格は定められていません。しかし、募集をしている各都道府県教育委員会や、私立学校の募集要項の条件を満たしていることが必要です。多くは、臨床心理士(または取得見込みの者)、心理学系大学の教員であることなどが条件となっています。今後は公認心理師も条件として重視されると考えられます。毎年秋ごろから、公立は各教育委員会のHPに募集要項が掲載されます。私立学校は求人サイトに掲載される場合もありますが、公募を行わない場合もあります。
スクールカウンセラーの資格
スクールカウンセラーに関わる仕事としては、臨床心理士、公認心理師、臨床発達心理士、学校心理士が挙げられます。
スクールカウンセラーの任期
契約が1年毎、週3~4日程度の非常勤であることが一般的です。そのため、仕事を掛け持ちしている人が多いです。一般的に残業は少ないようです。