「子どもたちのSOSにいち早く気づきたい」
こんな方にオススメの資格が、青少年ケアストレスカウンセラーです。
青少年ケアストレスカウンセラー講座ではどんなことを学ぶの?
「青少年ケアストレスカウンセラー」は、内閣府から認可された一般財団法人職業技能振興会の認定する資格で、子どもから成人に達するまでの青少年と、その親のケアを目的としています。
青少年に関するサポートスキルとして、ストレスへの対処法、コミュニケーションや自己表現の仕方について学びます。
また、保護者に関するサポートスキルとしては、虐待や育児ノイローゼ、引きこもりなどといった子どもと家庭におこる心の問題について、その事例と対処のポイントについて学んでいきます。
講座を受講することで、子どもや保護者のSOSのサインに気づき、そして子どもがより良く育っていくためにサポートするスキルを身に付けることが出来ます。
どんな人にオススメなの?
学校の先生
毎日、子どもと関わっている先生方。子どもが困っているときの相談しやすい雰囲気作りや、サポートスキルはとても重要です。また、家庭との連絡帳のやり取りや、個人面談、保護者からの相談など、連携を取る際のヒントにもなります。
子どもに関わるボランティアをしている方
ボランティア活動の中で、気になる子どもや保護者がいたりするものです。そんな時、声をかけるべきか、どのように声をかけたら良いのかのヒントになります。
塾や習い事、学童保育室のスタッフ
子どもによっては、学校の先生よりも親しく感じたり、信頼している場合があります。学校の先生とは違うからこそ、心の内を話してくれることも…。そんな時に、どうすればその子の力になれるのかを知ることが出来ます。
これから子どもに関わる仕事に就きたい方
今は子ども関係の仕事に携わっていなくても、今後子どもと関わっていきたいという方に、事前に知っておいてほしい心構えやスキルです。
働きながら資格を取りたい方
約3か月程度で資格を取得でき、DVDで講義を受けられるので、空いた時間でも勉強することができます。
講座は、どこで受けられるの?費用は?
講座を受けられるのは、以下のスクールです。
スクール(講座) | 税込価格 |
ヒューマンアカデミー『たのまな』 | 50,000円 |
学ぶ内容としては、
- ストレスの基礎知識
- 青少年と家庭におけるストレス・マネジメント
- 青少年のライフスタイルとストレス解消
- 青少年と家庭における実践的なコミュニケーション・スキル
- 青少年と上手な自己表現
- 青少年のリラクゼーションの基礎
- 自律訓練法とストレッチ
- 人の成長と発達
- 子供の問題、家庭の問題
- さまざまなメンタル疾患
- 子どもと家族のメンタル疾患
となっています。
資格を認定してる職業技能振興会から「公式テキスト」として認定されたテキストで学ぶことが出来ます。
また、講義DVDが付属しているので、自宅学習もスムーズです。医学博士・精神保健指定医と臨床心理士による講義が収録されており、自宅で専門家から学ぶことができます。
3回のチェックテストと、1回の修了試験の添削を経て、認定試験を受験します。
試験はいつ?
毎年、7・12・3月の3回、実施されます。
受験資格は?
18歳以上、ケアストレスカウンセラー資格保有者が受験資格となっています。
基礎資格となるケアストレスカウンセラーの資格が必要ですが、大学卒業などの学歴が必要ないことを考えると、基礎からしっかり心のケアを学び、支援者を目指したい人が受験しやすい資格です。
※ケアストレスカウンセラーとの併願受験は可能ですが、ケアストレスカウンセラーも合格点をとる必要がありますので、注意してください。
そのため、先に、ケアストレスカウンセラーを取得しておいたほうがより安心でしょう。
受験費用:10,000円
認定登録料:3,000円 ※認定カード・認定証書が発行されます。