「ストレスケアだけでなく心理学も勉強したい」
「心の病や心理療法について知りたい」
こんな方にオススメの資格が、ケアストレスカウンセラーです。
ケアストレスカウンセラーの講座ではどんなことを学ぶの?
ケアストレスカウンセラーは、内閣府認可である財団法人職業技能振興会が認定・発行している資格です。
ケアストレスカウンセラーの講座では、主に「心の働きや心理療法」「心の病気とその対処法」「対人コミュニケーション」について学んでいきます。
ケアストレスカウンセラーの資格取得を目指して勉強することで、「心理学・精神医学の基礎知識」や「コミュニケーションの基本知識」が身につくので、ご自身や身近な人のストレスケアに役立つだけでなく、人間関係もスムーズにいきやすくなります。
どんな人にオススメなの?
初めて心理学を学ぶ方
「心とは何か」という基本から学んでいきますので、心理学や心の病についての知識が全くない方でも安心して勉強を始められます。
短期間で無理なく資格取得をしたい方
通信講座の標準学習期間は3ヶ月となっていますので、短い期間で資格を取得したい方にオススメです。また、6ヶ月間の在籍が可能ですので、毎日勉強する時間がない方でも、自分のペースで勉強を進めることができます。
独学だと不安がある方
ケアストレスカウンセラーの資格は、市販のテキストを使って独学でも取得が可能です。ただ、専門的な用語も多いので、心理学を初めて学ぶという方には通信講座を受講することをオススメします。
通信講座では、ケアストレスカウンセラーの資格を認定している職業技能振興会から「公式本」として認められたテキストを使って勉強することができるので、効率よく知識を身につけられます。また、勉強につまずいた時も、ネットでいつでも質問することができます。
講座は、どこで受けられるの?費用は?
講座を受けられるのは、以下のスクールです。
通信講座
スクール(講座) | 税込価格 |
ヒューマンアカデミー「たのまな」 | 38,880円 |
具体的には、
- 心とは何か
- 心が病むとどうなるか
- 人格形成のメカニズム
- 人との関わりについて
- メンタル疾患について(躁病/うつ病/統合失調症/恐怖症/パニック障害/PTSDなど)
- 心理療法について(精神分析療法/クライエント中心療法/認知療法など)
などを学習します。
通信講座を受けるだけで資格取得できるの?
通信講座を受講するだけでは、ケアストレスカウンセラーの資格は取得できません。
通信講座の受講終了後、ウェブで申し込み、資格認定試験を受ける必要があります。
なお、受験資格は18歳以上となっています。
<試験概要>
試験日程
通常7月、12月、3月の3回
試験方式
試験会場にあるコンピューターを利用したCBT形式
受験会場
全国220以上ある会場から選択可能
問題形式
多肢選択式
試験内容
心理学・精神医学・メンタル疾患・対人コミュニケーション・ストレス対処法の基本(公式テキストの中から出題)+一般常識問題
試験時間
60分
受験料
9,000円(認定登録料:3,000円 ※認定カード・認定証書が発行されます)
合格ライン
出題内容のうち7割以上
なお、試験結果は試験終了と同時に確認することができます。
資格取得後もステップアップが可能!
ケアストレスカウンセラーの資格取得後は、青少年ケアストレスカウンセラー、企業中間管理職ケアストレスカウンセラー、高齢者ケアストレスカウンセラーという、より専門的な資格の取得を目指すことができます。資格名にもあるように、「青少年」「中間管理職」「高齢者」のストレスケアに特化した資格です。
例えば、
◆子どもと関わるお仕事をされている方(教員・保育士など)、20歳くらいまでのお子さんがいる方
→青少年ケアストレスカウンセラー
◆勤労者、中間管理職の方
→企業中間管理職ケアストレスカウンセラー
◆高齢者と関わるお仕事をされている方(介護職・医療従事者など)、親がご高齢の方
→高齢者ケアストレスカウンセラー
などご自身に合った資格取得を目指して、ステップアップするのもオススメです。
普段あまり勉強する時間が取れないという方でも気軽にチャレンジできる心理系の資格は、他にもたくさんあります。いろいろと検討して、ご自身の目的に合った資格を見つけてみてくださいね。